葉面散布用カルシウム肥料 葉活酢(ようかつす)
醸造酢に卵殻を溶解して作ったカルシウム肥料
葉活酢(ようかつす)は、食酢に卵殻を溶解して作ったキューピー醸造の葉面散布用カルシウム肥料です。
カルシウムは、植物にとってチッソ・リン・カリにつづく重要な栄養素です。
茎をしっかりさせ、病気にかかりにくくなります。
葉活酢(ようかつす)に含まれるカルシウムは酢酸カルシウム
植物が利用しやすい水溶性です。
葉活酢(ようかつす)はマヨネーズやタマゴ加工品の製造過程で発生する卵殻を食酢で溶解して作ったキューピーならではの葉面散布用カルシウム肥料です。トマトなどの果菜類、ほうれ
ん草や小松菜といった葉菜類、キャベツなどで試験を行ったのですが、どの試験でも効果が実感できたため、本格的な取り扱いを開始した商品となります。
カルシウム資材ですのでカルシウムの補給による効果は当然なのですが、収穫日数が早くなって予想以上に作物が肥大化してしまったケースなどもあったことから、どうも「酢酸」を同時に吸収していることで植物の代謝が活性化して成長促進に一役かっているのではないかと感じています。
葉面散布時の希釈倍率は300倍が目安となりますが、あまり濃度は濃くしないこと。酢酸が強くなりすぎてしまい、作物が枯れてしまうことがあるのでご注意ください。
■特徴と効果
・作物の栽培中にカルシウムを直接作物体に補給することができます。
・カルシウム欠乏に由来する生理障害(チップバーン、葉先枯れ、芯腐れ、尻腐れなど)の防止に役立ちます。
・カルシウムにより細胞壁が強化され品質の良い作物が収穫できます。
・酢酸が葉面吸収されることにより植物の代謝が活性化することが期待できます。
■使用事例(トマト)
(試験方法)葉活酢300倍希釈液を着果時に散布し、その後10日おきに散布。
対照区は同量の水を散布。
(結果)葉活酢使用区で尻腐れ発症率が低下した。
■使用事例(サラダ菜)
(試験場所)福島県 (栽培方法)施設栽培
(試験方法と結果)葉活酢500倍希釈液を散布。チップバーンの抑制がみられた。
■使用事例(ほうれん草)
(試験場所)熊本県
(栽培方法)露地栽培
(試験方法と結果)
・葉活酢300倍希釈液を散布。
・生育中期から収穫までの期間に1週間間隔で3回散布。
・対照区よりも茎がしっかりし、生育が早くなる。
■使用方法
希釈濃度 |
300倍を目安に薄めて表面に散布します。 展着剤を混合して散布するとさらに効果的です。
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散布量 |
10アールあたり100リットルを目安に
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散布時期 |
生育ステージの中期から後期までの5回程度を目安に
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施肥のポイント |
カルシウム欠乏症が発症する前に早めの散布をしてください。 定期的な散布がおすすめです。 発症しやすい部位に丁寧に直接散布してください。
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■施肥上の注意
・高温時における、日中の散布は避けてください。
・リン酸が含まれている肥料との混合は、混和性をご確認の上、ご使用ください。
・アルカリ性農薬等との混用は避けてください。
・原液が目に入らないように注意し、もし目に入った場合は直ちに水で洗い流してください。
・うすめた液は腐敗防止のため、残さないように必要量のみ長生して使い切ってください。
■成分・分析例
原材料 |
醸造酢、鶏卵卵殻 |
主成分 |
酢酸 4.0%、カルシウム3.4%(酢酸カルシウム14%) |
分析値例 |
酸度 4.0%、pH 5.0 |
使用期限 |
製造後720日 |
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